リオ五輪開幕!しかし早速トラブルが……

リオデジャネイロオリンピックが開幕しました。
さっそく、盛り上がりを見せています。
まず、開会式の選手行進の時点でかなりの盛り上がりでしたからね。
プロの選手たちと共に、世界中から集まった100人(日本からは8人)の子どもたちも一緒に行進し、ほほえましい光景を見せていました。

しかし、その一方で現地リオデジャネイロでは、治安悪化の一歩を辿っています。
オリンピック開催に反感を持つ一部の人々が、同市内でデモを決行し、治安部隊と衝突したというのです。
反対する理由としては、貧富の差に対する不満が挙げられています。
「オリンピックで得をするのは企業だけ」「病院も学校もない地域を無視している」などの主張が見られます。
日本でも貧富の差はありますが、ブラジルではその差が極めて大きいと指摘されています。
要するに、「オリンピックを開催する金があるなら問題解決に回せ」というわけですね。

どの国で開催されようが、オリンピックには桁外れの資金が必要となります。
それらはもちろん、国の予算から捻出されます。
国民の生活改善よりも、自国の「見栄」を優先する……そんな国の姿勢に、貧しい人々は怒りを抑えられないのでしょう。
これは、2020年に開催予定の東京オリンピックも同様の指摘が挙がるという懸念があります。というか、すでに始まっています。

経済的な理由以外にも、ブラジルにはいくつかの問題があります。
まず、南米で猛威を奮っている「ジカ熱」の流行国となっている事。
「妊娠中の女性がジカウイルスに感染すると、水頭症の子どもが産まれる確率が高くなる」という指摘があります。
実際に、ジカ熱を発症した女性から産まれた赤ちゃんが水頭症を発症しているという報告もあるほどです。
人間同士の感染例がある事から、日本でも「不要不急の渡航は控えてほしい」と呼びかけられています。
さらに、大統領による不正行為が発覚して政府不信が高まっており、もともと不安定だった治安がますます悪化しているのです。

photo

熱狂の裏で、数々の闇を抱えている今回のオリンピック。
経済的・時間的な理由が一番ですが、現地が恐ろしすぎて行けないので、私はテレビの前で応援します。