「トランプ米大統領」が誕生へ……世界中に広がる衝撃

世界中が固唾を飲んで見守った、アメリカの次期大統領選挙。
勝利の女神が微笑んだのは、共和党のドナルド・トランプ氏でした。

当初、ヒラリー・クリントン氏が優勢とされていたのが、当日になって一気に逆転。
「予想外」とされる展開に、世界中で衝撃が広がっているようです。
もちろん、日本も例外ではありません。むしろ、「トランプ大統領」の誕生が決まった事で、日本への影響は避けられなくなったと言っても過言ではないでしょう。

そのうちの1つが、アメリカの同盟国に駐留している「在留米軍」の撤退。
日本も同盟国であり、在日米軍基地が存在しています。そして、それによるトラブルが起きているのも事実。
今、日本は核武装が認められない立場であり、万が一の際は在日米軍が“助けてくれる”という事になっています。
ところが、トランプ氏はこの状況を猛批判しており、このまま行けば安全保障のための費用を上乗せされるか、日本から米軍基地がなくなるかもしれません。
すぐにそうなる事はないでしょうが、可能性は高くなります。

さらに深刻な打撃を与えるのが経済面。
クリントン氏もそうですが、トランプ氏は特にTPP反対派であり、「就任当日に離脱宣言をする」という旨の発言をしています。
これに関しては、メリットと同じくらいのデメリットもある事から、日本でも根強い反対意見が相次いでいます。
過激かつ強硬な態度が売りのトランプ氏が次期大統領に決まった事で、この勢いはもはや止められない事でしょう。
日本の場合、現在の安倍内閣はTPP参加に積極的な姿勢を見せていたのはお馴染みですが、かなりの向かい風です。
もちろん、経済面での影響を受けるのは日本だけではありません。世界中に及ぶ可能性があります。

20161110

トランプ氏が掲げているのは、「米国第一主義」。
これに同調したのが、これまでの政治に不満を抱いていた“中間層”の人々とされています。
これまでの政治に過激な口調で物申していたのが、そうした人々の心に響いたのでしょう。
いずれにせよ、もう決まってしまった事です。今後どうなるか、期待と不安が世界中を駆け巡っています。